2004-09-13
_ Trayconizer
様々なWindowsのアプリケーションを立ち上げていると,タスクバーがいっぱいになってしまって見づらくなってしまったり,できればタスクトレイに入ってくれたらなぁなんてソフトがたまにあったります.標準で最小化したらタスクトレイに収まってくれるものはいいのですが,そうでないものもやはりあります.そんなときに役立つソフトがTrayconizerです.
このアプリケーションのいいところは,Trayconizer自体がタスクトレイに現れないところ.アプリケーションを最小化したときに,タスクトレイに入れてくれるアプリケーションは他にもいくつかありますが,それ自体がタスクトレイに常駐したり,レジストリをいじったりと,今ひとつ納得いくものではありませんでした.Trayconizerはレジストリをいじらず,タスクトレイに常駐もしません.じゃぁどうなってるのかというと,プロセスとして常駐しているわけです.
使い方はいたって簡単で,使いたいアプリケーションを起動するときに,Trayconizer のコマンドラインオプションに最小化した時にタスクトレイに入れたいアプリのパスを書いて起動するだけです.ためしにファイル名を指定して実行なんかで,次のコマンドを実行してみてください.
"C:\Program Files\trayconizerw\Trayconizer.exe" C:\winnt\notepad.exe
実行するとメモ帳が起動されると思います.このメモ帳を最小化するとタスクトレイに入ってくれるはずです.たいていのアプリケーションはうまくいくらしいですが,私の環境ではLotus Notesがタスクトレイには入りませんでした…残念.