2011-05-02
_ Ubuntu 10.10 から 11.04 にあげたら無線LANが使えなくなった
ThinkPad にはずいぶんと前から Ubuntu をインストールして利用していて,どちらかというと Ubuntu がバージョンアップするときは,クリーンインストールしてしまうことが多かったのですが,今回は 10.10 からのアップデートを実行しました.アップデート自体は特に問題なくできて,そのままシャットダウンしてしまったのですが,翌日,利用してみようとすると,無線 LAN が利用できないことが判明.NetworkManager にはアクセスポイントがひとつも見当たらない状態です.
フォーラムなどを見てみても,無線LAN が使えないというのはいくつか見当たりはしたけれども,自分の環境とは違うのであまり参考にならず.NetworkManager あたりで何か先人が試しているようなことはないかと探してみると,いくつか見られたのが,/etc/NetworkManager/NetworkManager.conf の [ifupdown] の managed を true に設定するというもの.試しに変更してみて再起動してみると確かにアクセスポイントがリストされるようになった.
何が影響しているのだろうともう少し探ってみると,/etc/network/interfaces に記述があると,managed が false の場合,NetworkManager が動作しないよう./etc/network/interfaces を確認してみると,以下のような記述があった.
# This file describes the network interfaces available on your system # and how to activate them. For more information, see interfaces(5). # The loopback network interface auto lo iface lo inet loopback # The primary network interface auto eth1 iface eth1 inet dhcp # wireless-* options are implemented by the wireless-tools package wireless-mode managed wireless-essid non-secured wireless-key1 s:xxxxxxxxxxxxx
eth1 について記述した記憶がないんだけど,これは 10.10 のころに設定されたものだったのか,それとも別の何かか.いずれにしても eth1 の設定が影響しているようで,コメントも外して以下のような状態にすると,NetworkManager.conf の managed を false としていても問題なく利用できることが確認できた.
auto lo iface lo inet loopback
アップデートすると,それまでいろいろいじっていたことが何かしら影響を与えることもあるので,注意が必要ですね….