2006-03-02
_ フレッシュリーダー製品版がリリース
β 版から「自分で管理しているサーバにインストールして利用できる軽快な RSS リーダ,フレッシュリーダー」ですが,製品版がリリースされたようです.
β 版をインストールしたときにちょこっと書いたことが,次にリリースされた β2 で実装されていてうれしかったこともあって,その後は FEEDBRINGER と フレッシュリーダーを併用して利用していたのですが,Stylish で見た目をカスタマイズしてからは,完全にスイッチしました.(別に Stylish を利用しなくても,スタイルシートを直接書き換えてしまってもいいとは思いますが…)
製品版で加えられた新機能としてうれしい機能は,
- 新着記事に対する検索機能を追加
- フォルダ単位での最新記事取得機能を追加
この 2 点は結構うれしい機能です.1 つめの検索機能については,少し前に読んだ気がするあの記事ってどこのサイトだっけってのがたまにあると,適当にめぼしをつけて過去のフィードをさぐるよりも断然効率よく探せます.すべてのサイトですべての期間を範囲として検索をかけると,それなりに時間も負荷もかかりますが,これも自分の専用サーバだからこそ,それなりのレスポンスでかえってくるんだろう.
2 つめのフォルダ単位の最新記事取得機能は,購読サイトが 300 近くあるので,ちょっと更新と思っても数分待たされてしまうのが,フォルダ単位になると,かなり楽になります.うまくサイトをフォルダわけしておくと効率よく最新記事を確認できそうです.フォルダでの最新記事を取得すると左ペインも最新状態に更新してくれるところが,細かいところまで手が届いてる感じがします.
最新記事の取得方法として,クローラーオプションを利用するか,cron で設定することができます.ここでは cron の設定をして,数時間おきに最新記事を取得しているのですが,cron で更新された情報に関しては,左ペインの一覧の未読件数が更新されないような気がします.最新記事取得時は,フォルダ単位でも,クローラーでも更新されるといいのにな,と思いました.単純に「このページを再読み込みする」をクリックすればいいだけですが…
購読情報の表示設定として,画像の読み込み可否が設定できるといいなと.未読数が多いフォルダをすべて読み込もうとしたときに,各サイトから画像を読み込もうとするので,これが結構重かったりします.タイトルの画像は表示しない,本文の画像を表示しない,画像は一切表示しない,なんかの選択ができるとうれしいです.
また,FEEDBRINGER から乗り換えたときに更新記事の並び順が逆なことには,いまだに慣れないもののひとつです.現状は,現在から過去の記事に向かって並びますが,過去から現在の記事順に並んでいるほうが個人的にはしっくりきます.連載ものとかだといったん下までスクロールして上に戻るとか,ちょっと無駄な動きがあります.このへんも選択できるといいなと思います.
そんな要望はありつつも,やっぱりこの軽さは他ではないメリットですね.
そんなわけで,製品版のフレッシュリーダーは,個人の一般ライセンスでは 3,000 円/ユーザー(税込価格)となるのですが,ブロガーライセンスでは無料とのことなので,早速申し込みました.