2010-09-10
_ Picasa の画像を簡単に日記に挿入できるプラグインを書いてみた
しばらく Picasa の API をさわっていたので,せっかくなので tDiary のプラグインに使えないかなということで,ちょっと書いてみた.久々に Ruby のコード書くぞーと思っていたら,コードのほとんどが JavaScript になってしまった.というのも,tDiary の編集画面では,jQuery が標準でサポートされるようになったので,日記の編集画面で Picasa から写真をひっぱってきたりとかという部分を JavaScript で実装してみたから.Ruby のコードは日記に表示するためのと,更新画面のフォームを作成するくらい.
最初は jQuery のお作法がよくわからずに,あれやこれやと書いているうちになんとなく理解できてきたので,とりあえず動くところまではもってこれた.なんかもっときれいに書けそうな気もするけど…
picasa プラグインは,ウェブ上で一般公開指定されているアルバムを対象に,日記の編集画面からアルバムの一覧,画像の一覧を表示し,日記編集エリアに簡単に挿入することができるプラグインです.jQuery ライブラリを利用しているので tDiary 3.0 以降で動作します.
プラグインを動作させるためにはあらかじめ,tdiary.conf に以下の値を設定します.
@options['picasa.user'] = 'username' @options['picasa.default_size'] = 400
picasa.user の設定は必須です.設定する値は Picasa の設定で全般で設定しているギャラリーの URL で指定しているユーザー名です.picasa.default_size は日記で表示する際の写真のサイズを指定します.
日記の編集画面で本文の入力エリアの下に,「Get Picasa Album List」というボタンが追加されます.このボタンでアルバム一覧を取得し,表示されたアルバム一覧から,適当なアルバム名を選択すると画像のサムネイル一覧が表示されます.サムネイル画像をクリックすると日記の本文にプラグインを呼び出す形で URL が追記されます.(ちなみに一般公開されているアルバムなら指定したユーザーの誰のものでも取得できるので,サンプル画像はたださんの公開アルバムを勝手ながら利用させてもらっています)
プラグインでは,画像 URL の指定と,タイトルの指定ができるようになっています.また,picasa_right や picasa_left といった image プラグイン相当の呼び出し方も可能です.右のサンプル画像も Picasa の画像を直接表示しています.
というわけで,Picasa に一般公開の画像さえ用意すれば,簡単に日記に追加することが可能となるプラグインの紹介でした.よろしければご利用ください.