2011-11-11
_ Growl 1.3 をビルドしてインストールしてみた
Growl の 1.3 が自分でビルドできるということで,自宅の Mac ではすでに AppStore から購入していたけど,会社でも MBA を使うことになり,有料のアプリはいろいろと社内的な手続きが面倒なので,さっそくビルドしてインストールしてみた.
さて,http://code.google.com/p/growl/source/checkout からチェックアウト…と思ったら,hg という単語が.Mercurial は使ったことない.とりあえず Homebrew でなんとかならんかなぁ,と下記のように実行してみた.
$ brew search hg git-hg sshguard If you meant `hg' precisely: Install Mercurial with pip: easy_install pip && pip install Mercurial Or easy_install: easy_install Mercurial
なるほど,Mercurial って python で実装されてるんだ.easy_install は最初から利用できるみたいなので,書いてあるとおりに,Mercurial をインストールしてみる.
$ sudo easy_install Mercurial
特に問題なくインストールできたので,早速,ソースコードを取得する.その後,hgRevision.h を生成するために,generateHgRevision.sh を実行するわけだけど,事前に BUILT_PRODUCTS_DIR を設定しておく.
$ hg clone https://code.google.com/p/growl/ $ cd growl $ export BUILT_PRODUCTS_DIR=. $ ./generateHgRevision.sh
GrowlVersion.h 内の 7 行目を以下のように修正.
$ hg diff GrowlVersion.h diff -r 193986cc6493 GrowlVersion.h --- a/GrowlVersion.h Mon Nov 07 10:48:13 2011 -0600 +++ b/GrowlVersion.h Fri Nov 11 23:16:53 2011 +0900 @@ -4,7 +4,7 @@ #define GROWL_VERSION 1.3 #define GROWL_VERSION_STRING "1.3" -#include "hgRevision.h" +#include "include/hgRevision.h" #undef COMMENT_1 #undef COMMENT_2
その後,Growl.xcodeproj から Xcode を起動して,ビルドターゲットを Growl.app にセットする.
Project の Growl と,Tagets の Growl.app の Code Signing Identity を "Don't Code Sign" に設定する.
あとはビルドを実行して成功すると,Project Navigator の Products にある Growl.app を右クリックして Show in Finder で開いて,Growl.app をアプリケーションフォルダにコピーして完了.
と,最初のリンク先の通りに手順を進めていけば,これといった問題にぶちあたることもなくインストールまでできた.…が,何をやっているのかはよく理解できていないので,この辺は後日またお勉強だな.