2006-10-07
_ 第 12 回 Ruby 勉強会@関西に参加
第 12 回 Ruby 勉強会@関西に参加してきました.以下,簡単な感想とか.
Ruby リファレンスマニュアル刷新計画 - 青木峰郎さん
現行の Ruby リファレンスマニュアル 10 の不満とか,新しい Ruby のリファレンスマニュアルは BitClust についての紹介.より使いやすく,見やすいリファレンスになるだろうな.Ruby 1.8.6 のリリースと同時リリースが目標.新システム BitClust を利用したリファレンスの実物は,http://doc.loveruby.net.ちなみに,今日の懇親会で新しいリファレンスマニュアルの名前は決まったのかな...?
現行のリファレンスマニュアルは検索がどうも使いにくい.Windows ヘルプ形式のを使い始めてその辺は若干解消された感じだけど,どっちにしても歯抜けなところがあったり,日本語が統一されていなかったりと,いろいろ不満な部分が解消されるみたい.
about nadoka - 西山和広さん
irc に常時接続しているクライアントのようなもの.利点としては,通常irc は接続しているときのログしか確認できないが,nadokaで常時接続しているため,バックログを閲覧することが可能になる.bot をplugin として組み込むことができ,RSS の更新情報や,メール,辞書検索など組み込むことができる.
プレゼンのツールにRabbitを利用されていて,ページの下部にウサギと亀が動いている.制限時間内で亀がページの左から右へ移動.ウサギはページが増えるごとに移動してた.おもしろい.
小波ゼミ卒研ネタから - ゼミ生のみなさん
Ruby と SVG を使ってツリーが生成されたり,チャイムを使って画像がぐりぐり動いたり.どちらも面白そうな研究だなぁ.専門外なんで研究の中身はあんまし理解できなかったけど,がんばってください.
初級者向けレッスン第 9 回「 Ruby で学ぼうテスト駆動開発」 - かずひこさん,コウザイさん,サカイさん
前半はテスト駆動開発をペアプロで.コード書く人->ドライバー,考えたりおやつ食べる人->ナビゲータ.コウザイさんとサカイさんがペアプロ,ときどきなぞの解説者かずひこさんの解説入りで進められる.まずはテストを書く.実装する.テストする.リファクタリングする.
テスト駆動開発とはどんなもんかというものを見て,後半はグループワーク.私のグループは 4 人と少数グループだったので,2 人づつでペアプロ.パートナーの方がドライバーで自分はナビゲータ.お互い Ruby 暦は浅かったので,途中までしかできなかったけど,いい経験ができた.パートナーの方は小波ゼミの 4 回生で,研究で書いてる Ruby のソースを少し見せてもらった.研究の方もこれを機会にテスト駆動開発ができるといいかも…なんて思ったり.研究がんばってください.
会場から京都駅まで歩いてみる
懇親会不参加だったので,帰りは会場から京都駅まで歩いてみた.バス乗っててもこれくらいなら歩けそうとか思ったけど,30 分かからないくらいでついた.ちなみに人より多少歩くの早いみたいですが.
というわけで,今回,自分にとっては,テスト駆動開発ってどんなもんか,ペアプロってどうよ,ってなところが体験できたのがなかなかよかった.